研究実績一覧

大麦若葉エキスに関する過去の研究実績の一覧です。

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大麦若葉 農薬分解

Degradation of Organophosphorus Pesticides in Aqueous Extracts of Young Green Barley Leaves(Hordeum vulgare L)[大麦若葉(Hordeum vulgare L)の水抽出物中の有機リン系農薬の分解]

「J. Sci. Food Agric., 79, 1311-1314 (1999)」

大麦若葉エキス中の有機リン系殺虫剤マラチオン、クロルピリホス、グチオン、ダイアジノン、メチダチオン、パラチオンの分解をガスクロマトグラフィーで確認した。上記 6 種類の殺虫剤を大麦若葉溶液中で 37 °C、pH 7.4 で 3 時間保温すると、マラチオンとクロルピリホスは 100% 分解され、パラチオンは75%分解された。ダイアジノン (54%)、グチオン (41%)、およびメチダチオン (23%) は、より低い分解を示した。またマラチオンの添加前に大麦若葉溶液を 120 °C で25 分間加熱処理した場合、マラチオンの分解は観察されなかった。

Janis J Durham、Joji Ogata、Sadatoshi Nakajima、Yoshihide Hagiwara、and Takayuki Shibamoto
Department of Environmental Toxicology, University of California, Davis