研究実績一覧

大麦若葉エキスに関する過去の研究実績の一覧です。

  1. トップ
  2. 研究実績
  3. 研究実績一覧
  4. Inhibition of Malonaldehyde and Acetaldehyde Formation from Blood Plasma Oxidation by Naturally Occurring Antioxidants[天然の抗酸化物質による血漿酸化によるマロンアルデヒドおよびアセトアルデヒドの生成の阻害]
大麦若葉 抗酸化作用

Inhibition of Malonaldehyde and Acetaldehyde Formation from Blood Plasma Oxidation by Naturally Occurring Antioxidants[天然の抗酸化物質による血漿酸化によるマロンアルデヒドおよびアセトアルデヒドの生成の阻害]

「J. Agric. Food Chem., 46, 3694-3697 (1998)」

2“-O-glycosylisovitexin(2”-O-GIV)、2,5-dimethyl-4-hydroxy-3(2H)-furanone(DMHF)、1-アスコルビン酸(ビタミンC)と4,4‘-(isopropylidenedithio)bis(2,6-di-tert-butylphenol) (probucol)のアルデヒド類の阻害効果をマロンアルデヒド (MA) およびアセトアルデヒドの生成をガスクロマトグラフィーで測定した。2“-O-GIV、DMHF、1-アスコルビン酸は、100 nmolのレベルでMA形成をそれぞれ60、22、22%阻害した。probucolはMA生成に対して阻害活性を示さなかった。2“-O-GIVまたはDMHFを等量の1-アスコルビン酸と混合すると、MA形成に対する阻害活性の向上が観察された。アセトアルデヒド生成の約80 ~90%が300nmolの2“-O-GIVおよびプロブコールによって阻害されたが、DMHFが同レベルの阻害を示すには1000 nmolが必要であった。

Takashi Miyake、Takayuki Shibamoto Department of Environmental Toxicology, University of California, Davis