研究実績一覧
大麦若葉エキスに関する過去の研究実績の一覧です。
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- Inhibitory Effect of 2″-O-Glycosyl Isovitexin and α-Tocopherol on Genotoxic GlyoxalFormation in a Lipid Peroxidation System[脂質過酸化系における遺伝毒性グリオキサール生成に対する 2″-O-グリコシルイソビテキシンとα-トコフェロールの阻害効果]
大麦若葉 抗酸化作用
Inhibitory Effect of 2″-O-Glycosyl Isovitexin and α-Tocopherol on Genotoxic GlyoxalFormation in a Lipid Peroxidation System[脂質過酸化系における遺伝毒性グリオキサール生成に対する 2″-O-グリコシルイソビテキシンとα-トコフェロールの阻害効果]
Food Chem Toxicology, 32 , 1047-1051 (1994)
大麦若葉から単離された2″-O-グリコシルイソビテキシン(2″-O-GIV)の、3つの脂肪酸エチルエステルの酸化分解によるグリオキサール生成に対する阻害効果を測定した。リノール酸エチル、リノレン酸エチル、アラキドン酸エチルをフェントン試薬で酸化し、これらの脂肪酸エステルから形成されたグリオキサールは、1,2-フェニレンジアミンでキノキサリンに誘導体化された後、ガスクロマトグラフィーによって分析された。比較研究はα-トコフェロールを使用して実施した。α-トコフェロールは低濃度でより大きな阻害効果を示したが、2″-O-GIVは高濃度ではα-トコフェロールよりも大きな効果を示した。脂肪酸エステルに対しては、2″-O-GIVがα-トコフェロールよりも効果的であった。2″-O-GIV は用量依存効果を示したが、α-トコフェロールは示さなかった。
T.Nishiyama 1)、Y.Hagiwara 1)、H.Hagiwara 2)、T.Shibamoto 1)
1)Department of Environmental Toxicology,University of California
2)Hagiwara Institute of Health