サステナビリティ
ケンプリアは持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みを行なっています。
KENPRIAの
サステナビリティ宣言
当社は、1968 年に故萩原義秀医学博士が創業し、翌1969 年に世界で初めて大麦若葉の搾汁液(青汁)を、酵素活性を保ったまま長期保存が可能な粉末化に成功し、粉末青汁の先駆けとして大麦若葉エキス青汁を世に送り出しました。以来、このエキス青汁を誕生させた独自技術を活用し、健康補助食品から入浴剤まで自然の恵みを最大限に生かした商品やサービスを提供し続けてきました。
当社の商品やサービスの源は「大地や自然からの賜物」といって過言ではありません。これら商品やサービスを提供し続けるためには、自然を守ることが極めて重要なことです。当社が今後100年企業として末永く健康や美容に寄与し続けるためにも、「持続可能な社会※1」の実現に向けて会社として永続的に取り組まなければなりません。
そこで、2023 年8 月1 日に迎える「当社創立55 周年」及び「ケンプリア株式会社への社名変更」を機に、みなさま※2の健康と幸せな暮らしを実現するという企業理念のもと、『いつまでも健康で美しくありたい』との願いを予防医学の観点から実現すべく、大地や自然が秘めた知恵を探求し続けることで、自然にも人にもやさしい商品・サービスを深化させてまいります。また、大地や自然の恵みに感謝したリデュース・リユース・リサイクル(3R)への取り組みなど、持続可能な社会の実現に向けて、ここにKENPRIA のサステナビリティ宣言をいたします。
※1 地球環境や自然環境が適切に保全され、将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たすような開発が行われている社会
※2 お客さまはもちろん、当社従業員やその家族なども含みます。
1.私たちは、予防医学を実践する健康のトータルケア企業として皆さまの健康増進に貢献します。
目標
「未来を見据え、常に健康を意識し、大地や自然の恵みを活かす」ために研究開発を進めていきます。
- 大麦若葉エキスの機能をはじめとした健康増進に関わる研究を進めていきます。
常に新しい情報を把握し、「予防医学の重要性」や「健康知識」を多くの人に伝え届けます。
- 一人でも多くの人に予防医学を意識いただけるよう、健康セミナー等を通じた情報提供の方法を確立し実践していきます。
- また常に情報収集に努めます。
2.私たちは、自然にも人にもやさしい商品・サービスを皆さまに提供します。
目標
商品には、有機等の自然にも人にもやさしい原料を積極的に使用します。
- 自然や人にやさしい原料を積極的に使用します。
包装・梱包資材・販促物には、自然に配慮した素材を使用します。
- 商品化粧箱、商品梱包用段ボールをFSC認証紙に変更していきます。
進捗状況
- 商品化粧箱の85%がFSC認証紙に変わりました。
3.私たちは、大地や自然を守るために、環境保全に取り組みます。
目標
大麦若葉をはじめとする農産原料の生産を、グループ企業・生産者とともに、有機や農薬不使用など自然にやさしい栽培方法を用います。
- 有機JAS規格及び生産者とともに定めた農産物の栽培方法マニュアルをもとに、環境に配慮した環境循環型農業に取り組みます。
事業活動で発生する廃棄物の量を減らし、かつ再利用できる仕組みを構築します。
- 大麦若葉を収穫後、青汁の製造過程で搾汁液と分離された後に残る大麦若葉の繊維質は、乳牛の飼料として利用します。またそれ以外の利用方法の検討を行います。
4.私たちは、活動の中で身近なもの、細かなことにも目を向け、持続可能な社会をつくります。
目標
自然に配慮した事業活動をします。
- 再生PET50%以上使用した作業服の着用を継続して行っていきます。
省資源に積極的に取り組みます。
- 工場のボイラーを効率的に使用し、二酸化炭素排出量を削減します。
- 環境に配慮した備品の割合を増加させます。
- 電子化・データ化等により、オフィス内外でのペーパーレス化を推進します。
- 製品製造の効率化を図り、資材の廃棄量を削減します。
省エネに積極的に取り組みます。
- オフィス照明をLEDライトに置き換え、エネルギー消費量を削減します。
- 節水により工場排水を削減し環境負荷低減を図ります。
5.私たちは、一人一人を大切に思い、より働きやすくかつ働きがいのある職場環境を整えます。
目標
社会状況や個々の生活スタイルに配慮した勤務体制を整えます。
- 時差出勤制度の利用率を増加させます。
- 男性社員の育児休業取得率を増加させます。
進捗状況
- 時差出勤制度利用率は2024年3月10日現在13.12%です。
多能化を含め全ての社員がより一層、活躍できるための制度を構築し、働きがいのある職場環境を形成します。
- 時間単位有休制度の導入により有給休暇取得率を増加させます。
- 障がい者雇用・支援を継続します。
進捗状況
- 2023年8月11日より時間単位有休制度を導入しました。1年につき5日(40時間)を上限とし、1時間単位での年次有給休暇の取得が可能となりました。
健康増進の一環として、個々の心と身体の健康づくりに関する活動を推進します。
- 喫煙率を削減します。
その他
- サステナビリティ研修を定期的に行い、社員ひとりひとりの意識を高める啓発活動を実施します。
- 当社のサステナビリティへの取り組みを社内外へ発信していきます。
サステナビリティ推進委員会設立
当社は、大地や自然が秘めた知恵を探求し、自然にも人にもやさしい商品・サービスを深化させ続けることができるよう、2022年8月に「KENPRIAサステナビリティ推進委員会」を設立し、サステナビリティ及びSDGsに関する社内活動を正式に始動いたしました。
社内活動を始めるにあたっての手順は以下の通りです。
- 日々意識せずに行っているサステナビリティに繋がる活動を、部署ごと・業務ごとに洗い出し、現在地を確認。
- 現時点で取り組みとして行えているサステナビリティ活動と各従業員の業務、各自が取り組んでいるサステナビリティ活動について社内で共有。
- 現在の業務において、サステナビリティに繋がる改善が、今後どのように行えるかについての協議。
- ケンプリア株式会社として事業を続けるうえで、将来的にどのようなサステナビリティ活動に取り組む必要があるのかの検討。
まず当社の現在地を確認し社内共有を行うことで、各従業員の業務とサステナビリティ活動との繋がりを再確認いたしました。特にこの社内共有の段階では、全従業員への意識調査を通じて、サステナビリティ活動には全社体制で取り組む必要があること、そして全従業員が自分事として推進していく必要があることを理解するきっかけとしました。同時に、従業員からのフィードバックの仕組みをつくり、その結果として、一層のぺーパーレス化や全従業員がより活躍できる職場環境の構築、人にも自然にもやさしい原料の選択など、より踏み込んだ積極的な活動案が提案されるようになりました。
こうして、当社の現時点の取り組み、今後の取り組み、そして将来において当社があるべきイメージを創り上げ、定期的に目標に向かっての達成度合いを確認し、時には軌道修正を行うことで、時代の変化にも柔軟に対応できるよう策定したのが「KENPRIAのサステナビリティ宣言」です。